モノクロな日々

社会に出てしまってから放置されているブログ。わたしも世間から放置されている・・・。

社会に羽ばたこうとする人物の成長録(?)。目下のところ、就職活動や公務員試験勉強の様子を書き記していく予定です。

世界史 初学者の教材

前回の日本史編の記事に続いて、今回は世界史について。
わたし自身は高校1年生のときに世界史を1年間だけ学校の授業で習ったが、それから10年近くが経ち、当時学んだことなどすっかり忘れていた。
そもそも当時だって苦手で、赤点取ったりしていたわけで、ろくに知識が身についていなかったことは明白。
それでもこのたび公務員試験のために世界史学習をすることとなり、以下の教材を利用しているみたいだよ。


東進ブックス『荒巻の新世界史の見取り図 上巻
東進ブックス『荒巻の新世界史の見取り図 中巻
東進ブックス『荒巻の新世界史の見取り図 下巻

※ わたしが所持しているのは改定前の版であり、また、当時4分冊だったうちの1冊目だけです。 その上で講評を書いていることをご了承ください。

歴史的な出来事1つ1つの因果関係を納得させることに力が入っており、歴史の流れが頭に入りやすい。
反面、用語の網羅性などは低くなりそうだが、基礎学習としては十分なのではなかろうか。

非常に読みやすい教材であり、初学者でも読みやすいことだろう。
地図が多用されているため、当時の諸国の勢力範囲が確かめやすい。
センター試験を少し超える入試問題をターゲットにしているらしく、同じ東進ブックスでも『日本史の金谷』より少し難易度が高いのを感じる。

語り口調で書かれているため、読みやすくはあるのだが、文末が丁寧口調のものと通常口調のものが混ざるなどの点に、ストレスを感じる読者もいるかもしれない。
また、最大の難点として、誤植が非常に多いとのこと。
作者ご自身のブログにて誤植箇所が公開されているので、ご参考に→「世界史の見取り図 誤植について」


中経出版センター試験 世界史Bの点数が面白いほどとれる本

センター試験のレベルに合わせて世界史の解説が為されている。
上の本同様、話口調で読みやすい解説。
ただし、1冊で全範囲を網羅するため、細かい知識は囲み記事で簡潔にまとめられる程度だったりもする。

公務員試験対策としては(恐らく)このくらいの学習量がちょうどいいのではないだろうか。


最後に、世界史の学習においては世界地図を見ながら勉強することを強く推奨する。
ヨーロッパや中東、東アジアの地形が頭に焼き付いている人はそう多くないであろう。
そういう人が書物を読み、文章だけで国々の盛衰を記憶することは容易くはないはずである。
地図を見ながら、どの時代にどの国がどの地域で活躍していたかを確かめていく作業は、知識定着の強い味方となる。

たとえば、こちらのサイトでダウンロードできるツールがオススメである→ 「ワールド・ヒストリカル・アトラス」
1年ごとの国の移り変わりが地図上で確認できる。
(※ 内容の正確さなどは保証しかねます。)


日本史にせよ世界史にせよ、社会人になってからも趣味程度で勉強続けたいな♪
なお、大学受験時にも同様の発言をしていた模様。




荒巻の新世界史の見取り図 上巻―大学受験 (東進ブックス 名人の授業)
荒巻の新世界史の見取り図 中巻―大学受験 (東進ブックス 名人の授業)
荒巻の新世界史の見取り図 下巻―大学受験 (東進ブックス 名人の授業)
決定版 センター試験 世界史Bの点数が面白いほどとれる本