モノクロな日々

社会に出てしまってから放置されているブログ。わたしも世間から放置されている・・・。

社会に羽ばたこうとする人物の成長録(?)。目下のところ、就職活動や公務員試験勉強の様子を書き記していく予定です。

クイックマスター「人文科学II」

LEC『公務員試験過去問新クイックマスター人文科学II(地理・思想・文学・芸術)

人文科学のうち歴史以外の分野が収められている1冊。
「世界史・日本史」編と分けられているので、ボリュームは満載。


わたしの初期学力

中学時代 5教科では社会が苦手。
本命高校の入学試験では、私立ながら社会(と理科)も出題されるので勉強は結構した。
高校時代 「地理」を2、3年生で履修し、大学入試でもセンター試験において利用。
苦手科目。自然発生的な理屈を押さえるのは面白いが、地名を覚えるのが絶望的に苦手。
高校地理は世界地理がメインのため、日本については都道府県も暗記していない。
大学・大学院時代 この分野にはご無沙汰。文学・芸術の教養も皆無。


章立て

※ 第2版に準拠

地理自然と人間
地形
気候と土壌
年・民族・宗教など
さまざまな産業
世界の気候と農林水産業
鉱工業・エネルギー
世界の諸地域
総合
アジア・アフリカ
ヨーロッパ
アメリカ・オセアニア
日本
思想西洋思想
古代
近代
実存主義・現代思想
東洋思想
中国思想
近世までの日本思想
近代以降の日本思想
文学・芸術文学
近世までの日本文学
近代以降の日本文学
外国文学
西洋の芸術
美術・建築
音楽
日本の芸術
美術・伝統文化


教材の使用感

クイマス』シリーズを通しての評価は以前の記事の通り

「思想」および「文学・芸術」はとにかくひたすら人名その他を覚えなくてはならない科目。
上・中級公務員試験 新・光速マスター 人文科学 』のような知識整理本で学習するのもアリだが、問題形式を好むならこの教材であろう。
「インプット」→「実践問題」→「章末CHECK」の流れの中に試験頻出(と思われる)の知識は繰り返し出題されるので、重要事項は自然と身につく。
とはいえ、知識の有無が点数に直結する科目ゆえ、この1冊で本当に足りるのか、不安にはなるところ。
国家一般職地方上級ならこの教材で十分なのではないだろうか。
国家総合職についても、ここに出て来ないことを問う問題は捨て問、と割り切ってもいいのかもしれない。

一方の「地理」は、問題量についてはこの教材で申し分ないように思う。
しかしながらひとつひとつの知識の背景にあるものを押さえておくとぐっと知識が定着しやすくなる科目なので、ただ問題を解くだけというのは勿体なく思えるところ。
そうも言っていられないのが試験対策の現実か。




公務員試験 過去問新クイックマスター 人文科学II <第3版>
公務員試験過去問新クイックマスター人文科学II(地理、思想、文学、芸術) 第2版